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富田浜へウミガメに会いに行こう!

7月24日(木)、新富町の富田浜へウミガメに会いに行きました。
富田浜は、県内有数のアカウミガメの産卵地です。5月から8月が産卵シーズンということで、早朝に選手が海岸を訪れました。

日頃からアカウミガメの保護活動を行っている、宮崎県野生動物研究会新富南班の皆さんに案内していただき、一緒に海岸の調査を行いました。

ウミガメが安全に産卵することができるように、海岸のゴミ拾いをしながら歩いて行くと、ウミガメの足跡を発見!!

その足跡の先には、小さな卵が砂の中に産み落とされていました。
宮崎野生動物研究会新富南班の方に穴を掘っていただき、間近で卵を見ることができました。
卵を確認した後は、動物などに掘り返されないようにしっかりと砂を戻し、ネット等で固定をして保護をするそうです。
※調査以外の目的で掘り返すことは禁止されています。

朝日が昇り始め、空が少しずつ明るくなってきたその時、なんと子ガメに会うことができました!
小さな体で一生懸命、海に向かって進んでいく姿に、自然の力強さと生命の尊さを感じました。

宮崎野生動物研究会新富南班の方にウミガメの写真を提供していただきました。
大きさは、甲羅の部分だけで90cm。全体は120cmくらいあるそうです!!

海から少し離れたところに、もうすぐ孵化する予定の卵がありました。近くでは地域の方々が作業をしていたのでお話を伺うと、「子ガメが迷わず海に帰れるように流木で道をつくったり、周りの草を刈ったりしているんだよ」と教えてくださいました。これから大きな海へ旅立つ子ガメたちを想う、温かい愛があふれるお話でした。

新富町には、美しい浜辺と豊かな自然が広がっています。この美しさを守っている地域の方がいるからこそ、毎年ウミガメが帰ってくる。そして新富町は魅力溢れる町であり続けていると改めて感じることができました。
貴重な経験をすることができました。宮崎野生動物研究新富南班の皆様、ありがとうございました。

参加選手コメント

背番号5番 島田優依菜
「新富町に来て初めてウミガメに会いに行きました。親ガメが産卵に来たタイミングに出会える事は、ほぼ奇跡で今回のタイミングでは、出会えませんでしたが、5月に産み落とされた卵が孵化をするタイミングに出会えました。小さいからだで、一生懸命に海に戻っていく姿を見て生命の力強さを感じました。今日孵化して海に戻って行った子ガメたちが新富町の富田浜に戻ってくるのは、約20年後と聞きましたが、大きな海で様々な点滴に負けずに、大きくなってまた帰って来てくれると嬉しいなと思いました。20年後、また機会があれば産卵に戻ってきたウミガメに会いに来ようと思います。」

背番号6番 松井彩乃
「新富町の特徴であるウミガメの産卵を見に富田浜へ行ってきました!親ウミガメをみることはできませんでしたが、ウミガメの卵と子ガメを見ることができました!子ガメが海へ向かって一生懸命歩いている姿に感動しました!この活動を毎朝行っている宮崎野生動物研究会新富南班の皆様には感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです。是非また参加したいと思いました。今回は貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました!!」

背番号9番 坂田美優
「初めてウミガメを見ましたが、最初の印象はとても小さくてかわいかったです!今日は、波が少し荒れていましたがその中でもウミガメたちが波に負けず自分のペースで海に向かって進んでいて生き抜く力強さをとても感じました。私もウミガメのようにゆっくり、着実にリハビリに励みたいと思います!」

背番号17番 小澤寛
「新富町に来てから絶対に見たいと思っていたウミガメを、今回見ることができました。小さな体で障害物を乗り越えながら、まっすぐ海を目指して進んでいく子ガメたちの姿から、生きる力の強さを感じました。また、深夜や早朝にもウミガメのために調査や清掃を行っている方々がいるからこそ、安心してウミガメがこの浜に来てくれるのだと感じました。これからは、私も富田浜をきれいにする活動に参加できたらいいなと思います。」

背番号23番 塚田亜希子
「小さな子ガメを見ました。想像よりずっと小さくて、とても可愛かったです!
一生懸命に砂浜を歩いていました。初めてウミガメに出会えてとても感動し、貴重な経験ができて良かったです!」

背番号25番 池田玲奈
「新富町に来て3年目で、初めてウミガメに会うことができました。親ガメに会うことはできませんでしたが、足跡や産み落とされた卵を見て生命の尊さを感じることができました。そして何より、とっても小さな体で、何度波に押し返されても一生懸命海に向かって進んでいく子ガメの姿に感動し勇気をもらいました。毎年このようにウミガメが富田浜へ帰ってくるのは地域の皆様の保護活動があるからだと調査している姿を見て感じましたし、魅力溢れる新富町に暮らしていることに幸せを感じた時間となりました。今日の感動を活力に変えて、私も強く成長したいと思います。」

背番号28番 中尾奈摘
「小さいウミガメが一生懸命海に向かって歩いてるのを見て、すごく感動しました。あんなに小さいのにちゃんと自分の力で進んでいくのがかっこよかったです。ほんの少しだったけどすごく心に残る貴重な時間でした。」

背番号29番 今蔵綾乃
「初めてウミガメを見ました!子どものウミガメでしたが、とても小さくて可愛かったです!
波に跳ね返されながらも、何度も海に向かって進む姿に感動しました。これから海を渡って生き延びていく中で、たくさんの困難や危険が待っていると思いますが、大きくなって、20年後にまた新富の海に帰って来られるように頑張ってほしいです!」

背番号30番 富沢藍那
「ウミガメの産卵を見ることはできなかったですが、卵や孵化した子ガメを見ることができました!
子ガメはとても小さくてかわいかったです!こんな小さな子ガメが20年後に大きくなってまたここに戻ってくると思うとすごいなと思いました!とても貴重な経験できました!いつかウミガメの産卵してるとこも見たいです。」

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