現役引退のお知らせ
このたび、福丸智子 選手が今シーズンをもちまして、現役を引退することとなりましたので、お知らせいたします。

福丸 智子(Fukumaru Tomoko)選手
【生年月日】
1991年7月31日
【出身地】
鹿児島県
【ポジション】
MF
【経歴】
鳳凰高等学校→関東学園大学→日テレ・ベレーザ→伊賀FCくノ一→岡山湯郷Belle→Geelong United FC(オーストラリア)→Alamein FC(オーストラリア)
【コメント】
2025シーズンをもちまして、サッカー選手としてのキャリアを終える決断をしました。
3歳でボールを蹴り始めてから気付けば30年。
サッカーは私の人生そのものであり、努力することの尊さや仲間を信じる力、人との繋がりの大切さや人を想う心を教えてくれました。
幼い頃、ボールを追いかけるだけで楽しかったあの日から、勝つことの意味、仲間と支え合うことの大切さ、そして、自分の限界に挑み続ける覚悟を学びました。
私のサッカー人生で関わってくださった全ての指導者の皆様、フロントスタッフの方々、支えてくださったサポーターの方々に感謝しています。
ヴィアマテラス宮崎が発足して5年。
何もないところからスタートしたこの町で、週末の試合を楽しみにスタジアムに足を運んでくださる方々と出会える日常が生まれたこと。
それは、地域の皆さん、スポンサー企業の皆様、そしてファン・サポーターの皆さんが愛情を注ぎ、一緒にこのクラブを育ててくださったおかげです。心から感謝しています。
宮崎に来て、この環境の中で信頼してもらい、サッカーに限らず沢山のチャレンジをさせていただけたこと。地域を歩いて人と会話をする大切さも、サッカー選手が地域の中で必要な存在になる為に過ごした時間も、私の人生にとって大きな財産になりました。
新富町長をはじめ、こんなにも温かくチャレンジ出来る環境に巡り逢えた事、九州になでしこリーグで戦い子ども達の目標になるチームを作りたいという私の夢を叶えられたこと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、私をサッカーという最高のスポーツに出会わせてくれた父。どんな時も温かく見守り、支えてくれた母。どんな決断をする時も、そっと背中を押してくれて見守ってくれて、信じてくれて本当にありがとう。
最後になりますが、
サッカー選手としてのキャリアは一区切りとなりますが、これまで学んできた『人を想う力』や『挑戦する心』を胸に、また違った形で地域やサッカーに恩返ししていけたらなと思っています。
これからもサッカーを愛して、地域を愛しながら、成長していきます!
これまで私のサッカー人生を支えてくださり、応援していただき本当にありがとうございました!
【Photo】











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マルが宮崎に来て5年。
何も無かった当時のヴィアマから今のこの状況が想像できたでしょうか。
今のヴィアマがあるのは、あの時からこれまで、ただがむしゃらに目の前の試合に向かい、少ない人数で年間何十試合もこなして、絶えず勝利を積み重ねた日々があったから。
苦悩しながら、潰れそうになりながらも歩みを止めず、地域を背負い走りつづけてくれたマルは、私達にとって同志であり、ヴィアマテラス宮崎はマルのクラブとも言えます。
ここまで連れてきてくれた事に心から感謝しています。
マルよう頑張ったね。
本当にありがとう。
そして、お疲れ様でした。
ヴィアマテラス宮崎
秋本範子、柳田和洋